水元公園土壌ベクレル測定プロジェクト 出典:(HIT)
:平方メートル換算用の土壌採取15検体
水元公園内A、B、C各エリア毎に5検体ずつ採取
:ホットスポット検体が34検体
平方メートル換算用の土壌採取方法について
内径寸法 φ50 x 51㎜ の採土器を使い、その採土器ステンレス管二本分の土壌を採取し、撹拌し、篩にかけ石や草の根等を省く。乾燥させた時に水分が抜ける分を考慮し、100mlより若干多めに土壌を採取、余剰に採取した土はその採取した場所に戻す。土壌の採取条件として、”ホットスポット”で無く、原発事故後に土の入れ替えをしていない場所を選定する。採取場所を選定する際に、ホットスポットファインダーで環境濃縮していないかを地表5cmで線量を測って確認し、周辺の地表5cmと比較して線量の差異を確認、採取場所もスペクトルで662Kevの反応を確認する。
そもそも、平方メートル換算は1平方メートル辺りのその区画、その土地の代表点となるような概念の下採取をするので、ホットスポットを除かなければならない。深さは5cmの深さで採取。採取した日時、天候、座標(GPS)、5cm、50cm、1mの線量値の記録。
乾燥は全検体1週間程自然乾燥。
サンプリングの様子
採取用の道具と測定器
ステンレス管をハンマーで土壌に打ち込む
ステンレス管2つ採取
撹拌
100mlより若干多めに採取。余った土は戻す。
ホットスポット検体の土壌採取方法について
ホットスポットの範囲面積、採取面積、深さを記録。
ホットスポット直上5cm、50cm、1mの線量値と、ホットスポットの周辺線量1~3m離れた場所で5cm、50cm、1mの線量値を記録。ホットスポット直上から3m離れた場所がホットスポット内であった場合は例外的に3m以上離れて周辺線量を記録。
採取日時、天候、座標(GPS)を記録。
ホットスポットの要因を記録。例 ”腐葉土の堆積によるホットスポット化”
サンプリングは直接U8に筋切りで入れる。濃度が高いため乾燥処理はせず。
※日本分析センターも福島県などの高濃度の土壌に関しては乾燥処理をしないケースがあり、湿土として扱っていた事がある。以前電話にて問い合わせをしました。
サンプリングの様子
(水元公園Aブロック かわせみの里残土)
ホットスポット直上5cm 線量
ホットスポット直上50cm 線量
ホットスポット直上1m 線量
周辺空間線量の測る場所(指差しをしているところ)
周辺線量 5cm
周辺線量1m
スコップにてU8に筋切りで検体を入れる。
採取後の面積を測る
採取後に面積を測る
採取した深さを測る
採取用の道具等と測定器
採取現場:入り口向かって左側に側溝残土を堆積。